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5/20 SPARTA LOCALS
第1部
ウララ
夢ステーション
まぼろしFOREVER
DANCE QUEEN
Sitting On The Fence(ルースターズのカバー)
パーフェクトソング
ヒビヤ
スペシャルボイス
CHOCO
ロックとハニー
IdOL

第2部
リトルガーデン
ディストーションブルースボーイ
サンク
平凡ギャング
I LOVE YOU
O.K.

Ghost Town
THE CLUB
トーキョーバレリーナ
ピース
ばかやろう
ミーハーHer

En1)
黄金WAVE
POGO

En2)
APOLLO


↑(拾い物)


今日はとんでもなく可笑しかったよ。
あまりにかっこよくて興奮して笑いが止まらなかった。
コウセイいわく「修羅の域」に入ったときには、奇声が口に収まらないで勝手に漏れてきて、それはきっと人間の狂いたい衝動で、私の中のそんなものが今日のスパルタローカルズによってガッと引き出されたような気がした。

派手な火薬の爆発音と共に煙ののろしがあがった。
誰もが火の気を怖がる動物のように、しかしこれから始まるキャンプファイヤーへの興奮は隠せなかった。

私は、「まぼろしFOREVER」というとんでもないアルバムを作ったスパルタローカルズのライヴを、日比谷野外大音楽堂で見ている。
その事実があまりに嬉しくて、3曲目に持ってこられたまぼろしFOREVERの終盤のサビを聴いてるときに既に涙が出てきた。
もう、こんな域にきてしまったらそれは笑いごとなんだけれど。
でも私はアルバムを聴いてこの曲に救われていたから、「ドキドキを止めないで」と震えるような安部コウセイの絶唱が快晴の野音の空に響き渡ったとき、それはもう言葉にならず溢れてきた。すごく嬉しかった。
あまりに彼らがキラキラしててどうにもならんかった。

きっとあの場にいた全員が聴くのを楽しみにしていたヒビヤが始まると、細かいシャボン玉がステージサイドから舞い上がった。それは光を受け、風を受け、宙を舞い、曲が終わると同時に消えていった。
序盤はセットリストを見返しても思うけれど、甘い曲で固められている聞かせる構成だった。IdoLで気持ちが高ぶらされ、彼らは一時奥へ引っ込む。
その余韻が空気に残り、数分間不思議な時間が空く。

ほどよく暗くなった中で始まった第2部は、クイーンの曲が流れ出して4人が颯爽と登場。ステージ前方で並んでポーズを決めて笑いを誘う。
今日の公演はライヴとして造られている感じはせず、むしろあほみたいにこの特別な日を楽しむような公演であったと思う。
登場するなり薔薇の花を投げたり、曲間はそれこそ変な間がありまくり、コウセイのMCはやはりぐだぐだ、会場にはメロディ泥棒がうろちょろ…と、突っ込みどころ満載。

それはさておき第2部はリトルガーデンが始まりを告げ、ディストーションブルースボーイ→サンクへとアルバムの流れを組み、彼らが不穏な色の照明をバックにしI LOVE YOUを演奏している頃には会場全体に火がついたような状態になっていた。(勿論個人的にも)
Ghost Townで血の色に染まった野音を観ながら、ほとんど棒立ちで釘付けになってしまい窒息しそうになった。息をすることを忘れるほどに体中に突き刺さる音で、それはもうかっこいい以外の形容の仕方は見つからない。

このあと数曲でスパルタローカルズは修羅に入ると安部コウセイが言った後に始まったのはTHE CLUBの怪しいイントロとコウセイの悪魔のような囁きと奇声。
4人のスイッチが入ると野音はダンスホールと化した。ミラーボールがそれこそジャケットの鋲のようにギラギラと、そしてカクテルのようにカラフルなライトが彼らを照らす。“ここでは夜が朝だよ”とマイノリティ達の狂乱が始まる。
トーキョウバレリーナではPVさながらの原色が映し出されたスクリーンを背負った3人が同じ方向を向いて奏でていたのが印象的であり、ピースが始まったときにはイントロで誰もが大興奮し踊り狂い、ばかやろうで縦横無尽に動き回るコウセイと、もうどこに視点がぶっとんでるかわからないし間奏で度々奇声を発する一人一人の客、そして野音というそれを包み込む世界の融合というカオスを見た。
本編最後は「まぼろしFOREVER」のラストの必殺チューン、ミーハーher。伊東さんのギターソロのかっこよさに悶えた。

アンコールは誰もが歓喜した黄金WAVE。
偶然なのか必然なのか、この曲が今のこの時の状況を表している気がした。
ばかのようだろう、うそみたいだろう。黄金WAVEのそんな歌詞は、別に何かを説くような言葉ではないのに、涙が出るほどの説得力を帯びていた。そこにある空間を表す言葉としての説得力。
うっそみたいに楽しくて、うっそみたいにバカみたいで、うっそみたいに涙が出るくらいの愛しすぎる時間だったから。

ダブルアンコールで鳴ったのは、スパルタローカルズが「まぼろしFOREVER」でついに手にしたキラキラのメロディがぎゅっと詰められたAPOLLO。

想いを沢山つめこんで/あのロケットは月を目指す(APOLLO)

彼らが今回のアルバムで鳴らすのはあくまで日常に寄り添う音楽であるにも関わらず、APOLLOの歌詞で彼らは月やロケットや宇宙など子供の夢のようなモチーフを使っている。
冒頭で大人になった、と言いながら、馬鹿みたいに綺麗なモノ、それが幻であろうがくだらなかろうが俺らは捨てない、と歌っているのだ。
そういうキラキラな音楽を鳴らすようになった彼らは、今までの楽曲では響くことのなかった心の中央部を直接刺激してくる。最高だ。
彼らが、そして私たちが、“はるか彼方でぶら下がるデイドリーム”をいつか手にすることを諦めることはない。
あの場にいた誰にとってのこれからにも相応しい曲で幕は閉められたのである。


なんだかんだ言って私は笑顔になれる音楽が好きだと今日思ったんだ。
でもそれは「心から」笑顔になれるという意味で。
スパルタローカルズは私に消えない笑顔をくれる。
心からバカになれるし心から楽しくなっちゃう。
あんな空間があることが、救いで、あんなバンドがいることが、救いで、あの場の共有が出来る人達がいることが、救いで、それが私にとって一番幸せな時間であると心から思ったよ。


ねぇ
バカのようだろ?
嘘みたいだろ?


ありがとうスパルタローカルズ!
なにがあろうがお前らについていく!
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5/12 ACIDMAN@日本武道館
green chord
Returning
Ride the wave
アイソトープ
River
千年歩行
REAL DISTANCE
スロウレイン
So far
季節の灯
Dawn chorus
Walking Dada
プリズムの夜
イコール
波、白く
アレグロ
ある証明
懸命の銘
calm
toward

En1)
赤橙
飛光
Your Song

En2)
彩-SAI- (前編)
cps
廻る、巡る、その核へ
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5/10 GRAPEVINE@SHIBUYA-AX
ランチェロ'58
スレドニ・ヴァシュター
シスター
(All the young)Yellow
ナツノヒカリ
南行き
GRAVEYARD
13/0.9
アナザーワールド
インダストリアル
豚の皿
ママ
Juxtaposed
FORGEMASTER
指先
I must be high
棘に毒
COME ON
Scare
FLY
その未来
smalltown,superhero

en.
フィギュア
君を待つ間
マダカレークッテナイデショー


すまん、私はグレイプバインを思いっきり勘違いしていた。
私はグレイプバインに退屈しのぎの仕方を教えてもらおうと思って昨日のライヴに挑んだのだ。
どんだけ自分自身に対して感傷陶酔の音をくれるかを楽しみにしていた。
しかし始まってから気付いた。

彼らは私が望んでいたこと、そして私のグレイプバインという像を見事に砕いた。
彼らは私を夢の中に引きずることはしなかったし、ヒーローみたいに救いの手を差し伸べてくれるわけでは全くなかった。
基本的になんの共有もしようとしない、あるのは音だけだし、言っちゃえばあとは何も無かった。
ただステージ場で彼らが歌っていることが、演奏していることが、その声が、その音が胸を打った。

世界中への開き直りととれる皮肉な歌詞。
そこにあるのはもはや諦めやそれに対しての感傷ではない。
彼らはまるでストイックに遊んでいるかのように事実を2時間鳴らし続けた。
お前そんな顔してるけど、それってほんとに悲しいことなの?お前はずっとそこで生きてきたけど日々の空しさの当たり前さに気付かなかっただけじゃん、とすぱっと言われた気がした。
じゃ、お前どうせそうなんだからさ、その中でそれなりに楽しんでみりゃいいよと彼らは言った。

乾いたサウンドは一切の甘さも甘えも無い。
彼らもこっちも共有などという甘っちょろいものは求めていなかったし、ただ事実を事実として、どれだけくそでどれだけ愚かでどれだけくだらんことを毎日しているのかを淡々と彼らは鳴らしていた。乾いた音に導かれてきた夢遊病者がどこからともなく集まってきて、大群をなしてそれを見つめているようだった。

そして哀愁メロディーと田中の甘い声が、彼らの音楽の乾いてない部分であり切なさの正体だ。
時折田中は温かな風のように柔らかい声で歌う。目の前に香りを残してただ通り過ぎていく風のような声で。グレイプバインの音楽に冷たさがないのはそのせいで、事実である言葉を乗せた風が通り過ぎた後には心臓が縮こまるような切なさが残る。(ようするにどうしようもなくキュンとなるのです)

私は指先ほど自身を肯定してくれる音楽は聴いたことが無い気がした。
優しさなんてほんとのもんなのかわかんないもんを彼らは鳴らさない。
だからこそ、彼らが鳴らす指先という曲は私の中に肯定的に響いてきた。

ここで突っ立っていよう(指先)

その声に、お前、そのままでいいと言われた。
答えを無理に出そうと生き急ぐことなんてないじゃん。
立ち止まってもいいじゃん。そうやって失おうとしなくていいじゃん。
頑張らなくていいじゃん、気張らなくてもいいじゃん、やる気なんてないんだろう。
その代わりお前はもう簡単に生きることを諦められないし、つまんねえことを追いかけるための後戻りはできない。
彼らが歌うことは矛盾であろうがなんだろうが、矛盾しているとは思えないのが卑怯なのではないかと思う。
それが凄く可笑しくて、聞いていると涙を流しながら笑いたくなる。
あったかくないけど、あったけえよ、と。

なんだかグレイプバインという形容詞が作れそうである。
グレイプバインはとてもグレイプバインだ。

アンコールの君を待つ間で田中が見せたのは、黄金色に輝いた笑顔だった。(記入日:5/11)
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5/7 ストレイテナー@yokohama Bay Hall
CLARITY
BIRTHDAY
TRAVELING GARGOYLE
SPEEDGUN
DON'T FOLLOW THE LIGHT
泳ぐ鳥
Blue Sinks In Green
Discography
GHOST OF CHRISTMAS PAST
SIX DAY WONDER
REST
AGAINST THE WALL
ERROR
BERSERKER TUNE
KILLER TUNE
The Novemberist
AFTER THE CALM
TRAIN
MARCH
Melodic Storm
MAGIC WORDS
YES,SIR


ストレイテナーはマシンガンみたいだ。
私はなんでそう思ったのか。
それは音的に言えば、ナカヤマシンペイのドラムがマシンガンを連射してるかの如く凄まじいから。
しかし私はホリエの持つギターとひなっちのベース自体もマシンガンに見えた。
だからようするにだ、3人でマシンガンをステージから乱射しているように見えたのだ。というか、乱射していた。
光の弾を込めて汗だくで乱射していた。
弾丸は放たれた後に星屑のように降り注いだ。
それはきっと彼らの内部にではなく彼らの外部へと放たれていたはずだ。
だってそれに私も打ち抜かれたのだから。

テナーはおもしろい。
サビで高揚し、そこで一番熱が高まるのなら普通。
でも彼らは一番最後、アウトロで大爆発するのだ。
曲の冒頭から最後まで目が離せないで、しかも最後の展開が一番予想を越える劇的なもの。一曲一曲がドラマのように。
それは星が爆発するときに最後にみせる輝きのように一瞬で、その儚さは永遠に感じた。

テナー=正統派に骨太なロックを鳴らすことができる日本の数少ないバンド。
と思っていたし思っている。
でも同時に彼らの曲は正直なかなか変だと思う。
ときに耳なじみのおかしなメロディが挟まれ、ひねた鍵盤の音が鳴らされる。歌詞はどっからどう見ても暗い。日本特有にアンニュイな湿っぽさがある。
はっきり言って、もっと分かりやすくがっちり心を捕んでくるようなぱっとするものを持っているバンドは多分こいつらの他にいるんじゃないかと思う。
しかしテナーの魅力は他でもなく、曲がった何かを真っ直ぐにさせるほどのマシンガンのような音で、振り絞られる声である。
それである。非常にシンプルなもので勝負している。
キャッチーさではなく、言葉の痛烈さ、音の痛烈さ、むしろ視覚(ライヴそのもの)の痛烈さで挑んでいる彼らは、バンドとしてとても魅力的だ。
その証明はあの三角形からうねるように伸び上がる竜巻が、こちらを巻き込むときにできるとてつもない熱。
それを体感し震えることこそがまさに言葉では言えない、言葉にならない叫び声で表現したくなるような音楽からの興奮。

弾丸でハートを打ち抜かれたときに私の脳裏にこびりついた耳鳴りがまだ聞こえる。 (記入日:5/11)
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4/23 ミドリ@下北沢シェルター
一言で、異端。
いわゆるパンクバンド達がステージに立つ中、ミドリの存在は私に違和感を与えた。
ミドリがパンクというならそれは精神的にパンクという意味だろう。しかしあれはもしかしてパンクより混沌としたロックなんじゃないのか?
いや、もはやパンクでもロックでもどーでもいい。そんなバンド、ミドリ。

あんなに人を釘付けにする女の子をみたことがない。
実際私はサウンドチェックの時点で既に鼓動が高まり、彼女に釘付けになっていた。
セーラー服で身軽にギターを掻き鳴らす小柄で線の細い顔立ちをした後藤まりこ。
彼女の声は人を殺傷しそうなほどに美しく、発情した猫のようにガサツで、それでもやっぱり綺麗だった。
人々の手と手を伝い宙を舞う彼女に、あの場にいた全ての人間が吸い込まれていた。誰もが瞳孔の開いた目をし、彼女に手を伸ばす。
彼女自体が人を引き付ける何らかの芸術性を帯びていて、それを纏う者がきっとカリスマと呼ばれるのだろう。

例えば黒い髪をした日本人形のように、青い目をしたフランス人形のように、人の魂を吸ってしまいそうなオーラが彼女にはある。
その後藤まりこが描く卑猥な言葉の絶唱に相乗する轟音。それに絡まる日本的なメロディを奏でる鍵盤の音。あまりにミステリアスで、あまりに中毒性があって、あまりにカオティックだ。
セカンドアルバムの楽曲の破壊力、凄すぎ。末恐ろしくて震えた。

とんでもない異物はとんでもない破壊力を備え、今年確実にシーンに突き刺さる。
恐ろしい存在・ミドリというバンドの激烈な幻想を見た夜。 (記入日:4/24)
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